散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

グーグーだって猫である3

H190528_003 グーグーだって猫である」です。オビに「たいへん長らくお待たせいたしました!」と書いてあるとおり、いやー、本当に待ちました。たぶん角川のHPに予告が出てから1年半は経ってるのではなかろうか。

私の大島歴は長い。従姉が大ファンで、まだ小学2年生にもかかわらず無理やり「誕生!」を読まされたのがきっかけで、それからずっと読んできた。まさか先生の近くに住むようになるとは思ってもみなかったな・・・

先生のおかげで危機を脱したこともあった(かなりオーバー)。大学の日本文学史の講義中、「『罪と罰』は日本に紹介された当時出来損ないの推理小説であると評されたことがありましたがなぜですか?はい○○さん」と名指しされたとき、「主人公が犯人だとはじめからわかっているからです」「そうですね、主人公の名前は?」「ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフです」と答えることが出来たのは、先生の作品を繰り返し読んでいたおかげ。・・・てか原作で覚えろよ、私。

ともかく、先生ガンを克服してくれてありがとう。

体調が悪いのに連載を続けてくれてありがとう。

漢字も読めなかった小さかった私がこんなにおばさんになっても先生の作品を読むことが出来るなんて嬉しすぎる。これからもお体に気をつけて、グーグーたちのお話をしてください。

で、映画化って・・・ほんとだったのね。主演小泉今日子って・・・どういうオチなんだろう・・・わからん。