貴腐人たるもの、いいトシこいてもマンガを読むのをやめてはいけません。月刊フラワーズなんか、プチフラワーの頃からン十年買ってますからね。いまさらやめらんないですよ。
近年吉田秋生さんはダークな感じのものばっかだったので、この「蝉時雨のやむ頃」は久々の人間ドラマです。傑作だと思います。こないだの秋友人と紅葉を観に鎌倉に行ってきましたが、その辺出てたりとかして個人的にじーんとしました。巻末には鎌倉の地図が載っています。
鎌倉は作家さんがたくさん住んでいますね。私の大好きな永井路子さんの「北条政子」はNHK大河ドラマ「草燃える」の原作ですが、めっちゃチカラ入れて観てましたね~。鎌倉に行くと「ああ、この辺に永井先生がお住まいに・・・」と意味もなく感動してしまいます。
鎌倉は遠いイメージがありましたが、先述の友人とは湘南新宿ラインのグリーンで行ったのですがあっという間に着いてしまい、車内で「遠足のおやつだ~♪」とお菓子を食べつつはしゃいでいた友人はなんだかもっと乗っていたい様子でした。