今週はミニの件があってバタバタして落ち着きませんでしたが、前から予約していたことでもあるし、気分転換に出かけることにしました。
河口湖にはキャンプに来ることはあっても観光にはあまり来た事がないのに気がつきました。ということで、ダンナの道案内で来た神社。
日本人より外国人の方が多いような気がするけど…
ああここはバエるんで外国人旅行者に有名な新倉富浅間神社じゃないの。ダンナは全然知らなかたようです。しまったなあ、ここ今度息子が静岡のドラクエウォークのお土産集めの時にぜひ寄りたいって言ってた場所だよ。
しかしこの五重塔、戦没慰霊のための忠霊塔と書いてあるんだけど、中国人の人超いっぱい来てバッシバシに写真撮ってるけど、イデオロギー的にOKなのかい❓
まあいいか。しかし軽く登山なんだけど(;´Д`Aアツイ…
よほど評判なのか、立派な展望台が出来てて写真撮りやすいの。残念ながら雲が多くて富士山と忠霊塔のコラボが撮れませんでした。
「ここは神社なのでお詣りをしてから写真を撮ってください」と忠霊塔に向かう階段に立て札がありまして、当然だよねと思いつつ本殿がどこなのか分からなかったのですが、降りる途中にありました。
お詣りが後回しになってしまったことを詫びつつお詣りをして、御朱印をいただきました。限定の御朱印すっごいキレイなの。
あー暑かった💦
正面に見えるのは富士山駅です。ダンナに写真撮ってもらったらなんだかへっぽこなんだよ。
観光に来たって感じの駅。
改めて正面から。
向かい側にある観光案内所に吉田うどんの張り紙。名物は食べるべきだよね。
富士山駅の駅ビル、富士急ターミナルビルQ-STAの地下にあるフードコート(と言っても2店しかない)吉田うどんのお店。ダンナはイタリアンのお店を探していたらしいんだけど、名物は食べてみたい。
塩出汁鶏うどん。すごく固くて太い。てか、中心部がまだ生な気がするよ。日本一固いうどんということらしいですが…やっぱ私は資さんとかウエストのうどんの方が好きかな〜。
車で5分くらいのところにある北口本宮冨士浅間神社。富士じゃなくて冨士、点がない。
日本武尊が景行天皇の命を受けて東国を平定した帰りに富士山を遥拝し、その後その後浅間大神(あさまのおおかみ)と日本武尊がこの地に祀られました。
ステキな参道に
キレイな川がサラサラと。
外国人観光客の方々が入ってバシャバシャしてたけどいいのかなあ。神域だと思うんだけど。
面白い顔の狛犬
巨大な鳥居をくぐって
なるほど随身の像が。このご門、凝った彫刻が施されていて美しいのです。
重要文化財、手水舎。延享2年(1745年)建立。水盤は富士山の溶岩から削り出された石、素晴らしい青の龍の口からは富士の霊水が。
手を清めたらお詣りします。本殿の中はそれはもう壮麗で、格の高さを感じさせます。
御神木、冨士太郎杉。
その辺りを歩いてみようと思いましたが、かなりの雨が降って来ました。傘持っててよかったな。
雨もまた良きかな。
次はふじさんミュージアムへ。ちょうど雨止んだな。
お馴染み怪しいスパイの人
駐車場から結構歩いて入場口。雨が降ってなくてよかったけどさ。そして特殊な形の傘たてにダンナが折り畳み傘を無理矢理突っ込んだら傘がめっちゃ壊れちゃってw乱暴だから〜
「冨士山御師のヒミツ」という企画展を見ました。冨士山御師とは富士山信仰を広める祈祷者で、信徒を増やすため富士山登山の宿泊、食事、案内などのプロデュースを一手に引き受け、80〜90件もの宿坊を営んでいたということ。
富士山レーダードーム館との共通券を買ったので駐車場へ移動しましたが、向かいの道の駅のお客さんがいっぱい車を停めててうちの車を停められなかったので、とりあえず道の駅に車を停めることに。よかった、サクッと停められて。すごい賑わってる道の駅ですな。
コラボしてるのダンナは知ってたんだって。富士山レーダーなんか興味なさそうなのにどうしたんだろうと思ってた。
www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp
共通券について来るチケットでここに入れます。
もちろんブリザードコースで。1分くらいなのでしょうか、めっちゃ涼しくてデニムが冷たーくなって一気に汗が引きました。やっぱ頭の中にはユーミンのBLIZZARD。
高校生の頃藤原ていの「流れる星は生きている」を読んだ流れで新田次郎にも凝って色々読み漁ったのですが、山にあまり興味がないのでもっぱら「八甲田山死の彷徨(まあこれも山岳小説といえばそうなのか)」とか「絵島の日記」「武田信玄」とかを読んでいたけれど、この人が気象庁職員で富士山レーダー建設に関わったと知ったのはつい最近。
これも縁だと思って「富士山頂」でも読んでみようかしら。
「ゆるキャン△」のグッズもいっぱいあったし、存外楽しかったわ。
ホテルに一旦チェックインして荷物を置いて、車で会場のステラシアターへ。隣接するグラウンドが駐車場になっているので安心でした。この立地で駐車場がないというのはあり得ないですからね。
ステラシアターは野外劇場ではありますが、屋根が開閉式ですので天候が不安定でも大丈夫。
シートというものはなく、ペンキで区切られた階段上のコンクリートに直接座る形です。知らずに行ったので座ってからクッションを借りに行って戻ってきたら、お隣のおばさまが「それはタダで貸していただけるの❓口コミで見たら座るところが固いと聞いたので自分でクッション持って来たのよ」と話しかけてこられました。そこはおばちゃん同士、しばし歓談。
それにしても暑い…河口湖の夕方ってもっと涼しいと思っていました。しかも雷雲が近づいていてゴロゴロピカピカが屋根と壁の隙間から見えて迫力満点でした。てかトークがゴロゴロで聞こえん。
さてセトリは
序曲
イスカンダルの女
悲愴なヤマト
大河ヤマト
宇宙戦艦ヤマト
時計仕掛けの虜囚
イスカンダル(美しい大海を渡る)
孤高のデスラー
若者よ大志を抱け
虚空の邂逅 (碧水晶)
星のペンダント
接近~白色彗星
滅びの方舟
大帝ズォーダー
デスラー襲撃
果てしなき戦い
ヤマト渦中へ
Great Harmony BGM
大いなる愛 (導く魂)
哀しみ (沖田の死)
地球の緑の丘
ヤマト!新たなる旅立ち
ストリングスで聴くのもよし、ささきいさお先生の歌も堪能でき、大満足です。中学生の時にヤマトとスリーナイン、のちにキャプテンハーロックのアルバムを持っていてどれだけ聴いた事か。当時同級生がわざわざウチまで来てくれて(私立なので家が遠いのに)みんなで聴いたのが懐かしい。てか当時からヲタク仲間がおったのじゃのう。その後ガンダムにものめり込んでセル画もらったりしたっけ。
コンサートの最後にプログラムに載っている当時ささき先生に送られてきたヤマトの楽譜を見つつ、全員で起立して大合唱となるわけですが、さすが皆様暗譜していらして(まあ私もですけどね)楽譜なんか見ちゃあいないですね。老眼で小さい字が暗いし見えないという事実もありますが美しい理由の方を選びました。
程よくお腹が空いたところで、今日はホテル近くのスシローを予約しておきました。時間ぴったりに案内してくれて、アプリめっちゃ便利〜。ダンナはスシローデビュー、慣れない変わったお寿司にびっくりしたり喜んだり。何せ安い‼️たっぷり食べて飲んで大満足でホテルへ。
土曜宿泊ということもありチケットを買った時にはもう近隣のホテルはほぼいっぱいだったので(インバウンドだらけ)、今日はスーパーホテルに宿泊。徹底したコストカットは感嘆するしかない、なんと言っても部屋に電話もない。緊急時やばくね❓しかし温泉は良い❤️小さいけど清潔で、疲れた身体に湯船はありがたいです。
コンサートとお寿司と温泉でスッキリした気分で迎えた2日目。スーパーホテル、朝食のパンのアレなことを除けば、意外とよかったな〜。あと、館内着がネグリジェみたいで、着て温泉まで行って帰るのちょっと気恥ずかしかった…
ということで、今日は「河口湖 音楽と森の美術館」へ。
https://kawaguchikomusicforest.jp/
うわーステキ❤️入場料1800円はちょっとびっくりしたけど。
フォトジェニックな場所もたくさんあって。
ダリ「レースを纏ったサイ」。
あとであそこで食事しよう
このバラはグラバー園にもあったよ
ここのコーナーのバラは音楽にちなんだ名前のものが植えてあるようです。ロマンチック。
写真に撮って今後の参考にする
水の流れも涼しく
秋バラが咲いているのに紫陽花のアナベルも咲いている不思議
オルガンホールにある100年前に作られた自動オルガン。考えているよりずっと大きな音が出るので気を付けてと言われました。
ここに座ってピアノとバイオリンの生演奏を聴きながら「白雪姫」のサンドアートを鑑賞します。
すごいね‼️描きたいことをすぐに描けるって。
すごい技だったわあ
さて、ランチはちょっと贅沢に「森のレストラン」でピアノの生演奏を聴きながら。
朝ご飯がちょっと微妙だったので、いっそう美味しく感じられました。パンも冷凍パンじゃなかったよ。
そのあとは「コンサートホール」でタップダンスと自動オルガンのコラボを堪能。よく考えたら生でプロのタップダンス見るのって初めてだ。私の脳内ではタップダンスはフレッドアステアから更新されていないので、その進化にびっくり。
スイスのヘレンキムゼー城のオートマタ。あのお城建てるの大好きルートヴィヒ2世の建てたお城で、憧れのヴェルサイユ宮殿の内部を模して作られたのです。
起動するとシャンデリアが付いたり豪華な舞踏会の様子が再現されるそうです。
ドレスの貴婦人が出て来そうな大理石の階段。
入場料高いなーと思ってしまいましたが、いろんなショーも入場無料だし、建物は凝っているし、お花はめっちゃきれいに手入れされているしで大満足の施設でした。5月のバラのシーズンに来ることができたらステキでしょうね〜
最後に河口浅間神社です。
貞観7年(865年)富士山の噴火を鎮めるべく勅命によって創建されました。
貞観6年の富士山噴火により大きな湖が溶岩で分断され精進湖と西湖になったほどの大災害だったのです。
ここは「せんげんじんじゃ」ではなく「あさまじんじゃ」と読みます。古い言葉で火の山を意味するらしい。
おめめぱっちり
ロマンチックな古道ですが今日は雨上がりで滑りそう
木魂がいそう
わびた社殿と池がナイスコンビネーション
アヒルちゃんがいますね
境内には7本の御神木があります。どれもすばらしく立派な木で、見ているだけで元気が出て来るようです。
河口湖には久しぶりに来たけれど、車で走ってるだけでもなんだか新しい施設や目新しいお店や行列がいっぱいできてて、この間の草津と同様に垢抜けた観光地化がどんどん進んでいるようです。こういうお店には行列が大嫌いなダンナとは一緒に行けないので、今度は女同士で来て満喫してやろうと思っています。