立川シネマシティでディクテーター~ニューヨークで行方不明~を観てきました。
こんな下品な映画初めてで恥ずかしいやらいたたまれないやらで、もうサイコーでした(≧∇≦)
ワディヤ共和国の独裁者、アラジーン将軍(サーシャ・バロン・コーエン)は気に入らないやつを処刑したりやりたい放題やっていたが、ある日国連で核開発が問題になったので釈明会見をすることになり、ニューヨークのホテルに宿泊する。そこでアラジーンを待っていたのは・・・クーデター。髭を剃られ、殺される!ところを間一髪逃亡。ニューヨークの真ん中で帰るところもなく途方に暮れる彼はどうなってしまうのか・・・?
えーとですね、まずエロ・グロ・ナンセンス・下ネタ・イタいセリフなどが苦手な方はご遠慮いただきたい。私は窓にアラジーンがたたきつけられるシーンで見てはならないものを見たような気がします。
まず開口一番「金正日将軍を偲んで」と画像付きで出てくるのが度肝を抜かれます。そしてエドワード・ノートンがとんでもない役で出ていて超びっくりした・・・
サーシャ・バロン・コーエンが出てる時点でフツーの映画じゃないわけですが(例外:「ヒューゴ」まともな役で出てるので逆にびっくりした)、まあ普通ではないですよ。このテーマで普通に名作を作るとチャップリン「独裁者」になるんですが。
カタいこと言わないで、ひたすら素直に「いやーだー!」とおばちゃん的なリアクションでケラケラ笑うのが正しい。ただし、終盤のアラジーンの演説シーンでは「おう!なるほど!!」と膝をたたきましょう。正しい独裁政治とは?という疑問にアラジーンが的確に答えてくれることでしょう。