TOHOシネマズ府中で「パイレーツ・オブ・カリビアン-生命の泉-」を観てきました。ダンナが松葉づえなのでプレミアシートで観られて助かりました。でも、武蔵野ミューのゴールドシートみたいにトイレが近いわけでもなく、結構バリアフルですね。
元カノのアンジェリカ(ペネロペ・クルス)に再会したジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は彼女の父で伝説の海賊・黒ひげ（イアン・マクシェーン）と「永遠の泉」を探す旅に出る・・・
こんなにまったりしたストーリーはシリーズ初めてなんじゃないですか？
ストーリーはコンパクトにまとまってて面白くないということはないんですが、なんというか盛り上がりに欠けます。アクションもフツーの殺陣ですし、思わず声が出るような驚きの演出もなし。観終わった時にすごい冷静なのがなんだか自分でもびっくりしました。
最後の命の泉もセットがすごくチャチで、やっちゃった感・・・どうしちゃったの？予算がなくなっちゃったのでしょうか？もっと神々しくないと苦労して(そうでもないようにみえる)行った甲斐がないでしょう。そしてその泉を蹂躙するスペイン軍。異端審問とかで突っ走っちゃったスペインがわざわざ来るくらいなんだから、やはりこの世のものとは思えないくらい美しくなくちゃね・・・。このくだりもスペインが宗教的にどういう立ち位置だったのか予備知識がないとオチが弱くなっちゃうってのも弱点でしょうか。
ともかく次回があるのなら次回に期待。
