Tちゃんと横浜美術館でドガを鑑賞した後、ランドマークプラザの「美濃吉」でランチ。先日の京都では会席食べなかったので、京都の仇を横浜で討つ…というわけではないのですが、返り討ちにあったような気分です。
画像は一の膳「胡麻豆腐と前菜三種盛り」です。にこごりはフォアグラがはさんであります。
メニューはこんな感じ。3000円のコースです。 二の膳、「京の白味噌椀」です。湯気で曇ってしまった… おつゆの実は生麩、ゴマのはいってるのとはいってないの。 「京野菜炊き合わせ」。少な!金時ニンジン、わたしの小指くらいですよ。 三の膳「エビとかにの変わり揚げ」。これ、出てくるまで30分くらい待ったんですけど…そしてぬるい・・・ このあとかやくごはんと赤だし(またおつゆ?しかも具が小さい賽の目の豆腐2切れとなめこ1つ!)が出て、デザートの「白胡麻しるこ」。これはおいしいですよ。ごまごましてて。 一緒に行ったTちゃんの前で文句言うのは気が引けたのですが、あまりにもコストパフォーマンス悪すぎ、しかもこの皿数で2時間。仲居さんはTちゃんに料理をだすとき必ず肘鉄くらわすし、いったいなんなのでしょう。 仮にも「美濃吉」と名乗っているお店が、食器が汚れているってどういうことですか。食器洗浄機にかけて、汚れが落ち切れずにそのまま乾いたものがひとつどころではなかった。お椀もすすけてほこりがついているし。 そして肝心のお料理は、美味しいですが普通です。「わー、きれい!」とか、「これなんだろうね?」「すごい技だねえ」「きれいな器だねえ」といった感嘆のセリフは一切なし。普通なんです。 私らは「美濃吉のクオリティ」に3000円払おうとしたわけで、たった3000円で美濃吉堪能しようとするなよといわれればそれまでですので改めて夜にでも来ますが、ランチと称して出すのだったらせめて恥ずかしくない程度のサービスをしたほうがいいと思いますよ。名が泣きます。