散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

ラスベガスをぶっつぶせ!

1 イカル武蔵野ミューで「ラスベガスをぶっつぶせ!」を観てきました。

観始めてから気がついたのですが、私はカードゲームにはまったく興味がなかったのであった・・・しまった・・・本来ワクワクして観なければならないヤマ場のブラックジャックがさっぱりわからず、どこがハラハラするのかわからないという大失態。

それでも結構楽しい映画です。いやー、若い時のイタさが満載。今年一番イタい映画かも。

この映画を観る前に「レインマン」を観るといい予習になるかもね。あれも当時よくわからんかったなあ。

2 このお話、実話を基にしています。ずーっとまえに雑誌で読んだ記憶がありますよ。

ベンは超優秀な貧乏学生。天下のMIT在学でオールA、ハーバード医科大学にもパスし、あとは入学するだけなんですが、学費30万ドルってまじっすか~!?オレのバイトの時給8ドルなんすけど!

なんとかして奨学金を手に入れないと子供の頃からの夢のハーバード医科大には「お金がないから」という理由でいけないことに。でも今年の志願者は70名以上。教授いわく「何か驚嘆すべき経験をエッセイに書くといいんじゃね?

MITの学生だってだけでかなりうらやましいのに・・・いやー、アメリカってすごいね。私も寮に住んで大学の奨学金戴いてましたがそんなにキビしくなかったなあ・・・て、金額が違うか。ウワサには聞いてましたが、ハーバードの学費って高いんだね~。頭が良くて、勉強頑張って、おまけに驚嘆すべき経験を持っているか、オカネモチじゃないとだめなんだ・・・

とりあえず勉強すっか・・・と落ち込んでるベンに救いの手?それとも魔手?が。ミッキー・ローザ教授率いるカード・カウンティング集団にスカウトされたのです。違法ではないけど、見つかるとボコられてつまみだされるカウンティングは大成功、にわかセレブの出来上がり。オタク系マジメ学生でそれなりに学生生活を楽しく送っていたベンは大金をつかんで変化を遂げていきます。高価なスーツ、ホテルのスイート、ブランドショッピング、イカすパーティー、旧友とのいさかい、お決まりのルートです。

3 果たしてセレブ生活はずっと続くのか?なんで教授はピンハネばっかしてて自分で稼がないのか?ハーバードには行けるのか?それとも・・・?

音楽がなんだか良くないの。もっとめくるめく(ふるっ)ものがほしかったなあ。主人公がセレブライフに酔ってるイメージがわきにくいので。