TOHOシネマズ府中で「バンテージ・ポイント」を観てきました。
CMの印象とは若干ちがうなあ。なんだかCMでは8人の視点(バンテージ・ポイント)がそれぞれ違う・・・てなカンジだったような・・・だからミステリーっぽいのかなと思ってたけど、あっさりしてました。
デニス・クエイドもだけど、シガニー・ウィーバーもシワシワになっててちょっと悲しかった・・・
大統領の演説を生放送する敏腕プロデューサー。カメラの映像越しに事件を目撃します。
トーマス・バーンズは昨年大統領をかばって銃弾を受け、今件で復帰。
ハワードは傷心旅行中、ビデオで風景撮りまくり。事件もバッチリ。
・・・というふうに、ひとりひとりの視点を昼の12時からまき戻しつつ見せていきます。初めは面白かったんだけど、何回もやられると飽きてきます。「またかよ」って。飽き飽きした頃に事件が展開、一気にクライマックスへと向かっていきます。
ものすごいカーチェイスのあと、意外な展開に・・!この「意外」って、「まさかこの手法を使うとは!」と口あんぐりなことをいいますよ。「マグノリア」を思い出しました。これはないだろ~?あんまりだ!
でもまあ、時間短かったし、いいかな。あまりにもキャラとテーマが浅くて軽い。デニス・クエイドの大きな演技が浮きまくる悲しさかな。