散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

伊豆に行ってきました

H19112224_001 22日夜に家を出て、伊豆へレッツゴー!いつもどおりPキャンで・・・と思っていたら、東名高速の足柄SAは巨大なトラック駐車場と化していました。なんだか港のコンテナ置き場ってこんなカンジなのかな、てくらいでした。

次のPAもいっぱい。ようやくその次の愛鷹PAで空いている場所をみつけ、休むことができました。

キャンピングカーのお仲間もたくさんですね。

H19112224_025 翌朝、目が覚めたらもう出発の準備が出来ていた。朝ごはんも食べずにGO!

沼津ICを出て伊豆中央道修善寺道路と進み、まずはH19112224_036浄蓮の滝へ。

駐車場もかなり混んでいました。3連休の初日だもんね。

H19112224_065 長い階段を降りると滝に到着。水が青い!きれい!

H19112224_076 伊豆と言えばわさび。きれいな水を活かしてわさび田もあります。

鱒釣り場もあります。なんで鱒釣り場って名前に「国際」がつくのかな。

H19112224_063 天城~越~え~♪の歌碑が。

H19112224_092 小五郎は足が不安なので、だっこ。

H19112224_164 次は海岸沿いのきれいな道を通りつつ下田海中水族館へ。

H19112224_195 大きな水槽に笑福亭鶴瓶

H19112224_224 小さな水槽に小さなクリスマスの飾り。小さいけどがんばってる水族館です。

H19112224_276 寒いのにおにいさんも頑張ってるよ。いるかに乗った少年よ~♪

H19112224_314 その後、ずっと行きたかった「伊豆長八記念館」「伊豆長八美術館」へ。こちらは記念館です。

長八は江戸から明治にかけての左官職人ですが、絵・茶道・書道なども修め左官という枠を超えて芸術家としての活動もまた素晴らしいのですが、自分をアーチストとしては認識せず、あくまで一左官として生きた人です。

ここの寺の寺子屋出身なので、寺の改築のときに恩返しとして弟子を2人伴い、江戸から帰って素晴らしい作品を残しました。特に天女の漆喰絵が素晴らしく、息を呑むほどの迫力です。

H19112224_322 こちらが美術館。伊豆長八でどうしてスペイン風建物なのか?理解しがたい。

それはさておき、美術品というと今は絵画や陶器の置物だったりしますが、昔は生活用品がそのまま美術的価値を持っていた場合がおおかったのだなあ、と感じました。天袋に長八の漆喰絵。ゴージャス。

H19112224_325 この辺はなまこ塀の美しい家が多く保存されています。流石長八の出身地。左官も多かったそうですよ。ちなみに私の叔父も左官です。

H19112224_343_2中瀬邸」です。呉服商のおうちですが、今は町が買い取って資料館になっています。

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なまこ塀とは関係ないけど酒屋のウインドウ。躍動感ある飾り付けですな。ガンダム好きの血が騒ぎますよ。

H19112224_366 なまこ塀通りです。装飾のほかにも、防火・補強に役立っているそうです。女子大生だった頃、友人と倉敷に行ったときもなまこ塀を見てびっくりしたけれど、ここにはそれよりずっと多くのものが保存されていました。

H19112224_272暗くなる前にキャンプ場に着きたい。今日のキャンプ場は「雲見オートキャンプ場」 です。「ここの道で本当にいいの~?」と心配になるような細い道をぐんぐんあがっていくと「雲見キャンピングリゾート」というキャンプ場があります。間違えやすいのですが、さらに信じられないような道を登ると到着です。

すごい眺め!撮影会のように皆写真とりまくりでした。

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いつものように炭火でバーベキューを楽しみ、意外なほどきれいに受信できたNHKでドラマ「海峡」を見つつ就寝。なんだか天井でリスらしき小動物がポリポリなんか食べたり歩いたりする爪音がするなあ・・・

・・・なぬ~!もう8時過ぎとな!

ダンナがご飯の支度をしている間に、イヌと散歩だ~(逃避)

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ここのキャンプ場はそこここに花が咲いていて、なごみます。管理人さんもフレンドリー。しかもこの時期はやはり寒いため、キャンプ好きの人が多いらしく、トイレも水場もきれいに使っています。快適です。

夏休みのキャンプ場では、トイレは子供にドアをどんどんたたかれ、水場の排水溝は生ゴミでつまり、中性洗剤バンバン使って、自分のサイトで打ち上げ花火をし、人のサイトを平気で横切っていく人が続出しますからね。

H19112224_425 近所のサイトのメイちゃん。捨て猫だったそうですが、高貴な顔立ち。

H19112224_413 海が見えるサイトで、とっても気持ちよかった・・・もっと早起きできればよかったんだけど・・・

H19112224_462 朝寝坊してしまったので、開き直って温泉に立ち寄ることに。雲見オートキャンプ場には富士山の見える露天風呂があるのですが、シャンプーなどは併設のコインシャワー(なんと男女各1箇所しかない)を使い、露天風呂は漬かるだけです。

堂ヶ島温泉の旅館「海辺の隠れ湯・清流」さんで入浴させていただきました。入浴は12時からで、小タオル付1000円です。

ぴっかぴかに掃除してあるお風呂を独占。申し訳ないカンジすらしました。髪の毛拾って捨てて帰りましたよ。お風呂場からは堂ヶ島が一望!露天風呂は一回お風呂から着替えて出てさらに下のプライベートビーチに面した場所ですが、ここの男露天風呂、駐車場から丸見えですが・・・?ま、ここのお客さんでなければ駐車場には入ってきませんがね。

H19112224_461 素敵な館内。今度は泊まってみたいなあ。ただお風呂を借りるだけなのに、スタッフの方に丁寧に対応していただきました。

H19112224_478 お風呂にも入ってさっぱりしたところで、洞窟めぐりへ。5~15分間隔で船が出ているので、待たないし混まない。

H19112224_518 おお、美しい!ジャン・レノの「グラン・ブルー」ですよ、これ!

H19112224_534 船を降りてその辺を散策。いやー、きれいな海~。

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おなかがへったので、港にある「魚季亭(ときてい)」で鯛茶漬けをいただきました。うーまーいー!!まず温泉卵とタレをかけて半分くらい食べ、残りに熱いダシをかけます。想像力が乏しいのでただ白めしに刺身が乗ってるだけだと思ってたら、お漬物とかいろいろのってて、複雑なお味。わさびは流石の伊豆産だけあって、少しのせればOKです。お味噌汁はカニの足がはいってて、ダシがよくでてて美味しい。ただちょっと出てくるのが遅いので、時間に余裕を見て入店しないとヤバいです。

と、ここで事件発生。アホ息子がケータイがない!と騒ぎ始めたのです。わたしらゆっくり食べてるから早く食べて探しておいで~と緊張感のない両親をよそに、ものすごい勢いで彼は食事を終わらせ、すっとんでいきました。しばらく私達も探しましたが、みつからず。仕方なく家に帰ることにして、加山雄三記念館のトイレで用を足して戻ってきたらなんとダンナのケータイに連絡が!観光案内所にどなたか届けてくださったそうです。よかったねえ~・・・

H19112224_573 しかしこの騒ぎで予定していた土肥金山見学がパー。仕方ないので「だるま寺」で5トンの大だるまを見学して帰ることに。

H19112224_579 堂内撮影自由だそうですので、遠慮なく。すっごいでかい!なんでもひとつ願いをかなえてくれるそうなので(ご住職談)「ダンナがもうちょっと出世しますように」とお札に書いて達磨に張ってきましたよ。ははは。

お堂の隣のお部屋に写真がいくつか張ってあり、その中に渡辺謙の病気平癒願いのときの写真がありました。痩せて頭にはバンダナ・・・つらい日々を乗り越えられてよかったね。

その隣には西田敏行さんの病気平癒祈願の写真。そういえば心臓が悪かったんでしたね。この方も今はすっかりお元気そう・・・ってここのだるまさん、霊験あらたかなのかなあ?「もちょっと」じゃなくて「すんごく」にすればよかったかな。

H19112224_587 しかし伊豆は距離は近いが時間がかかる。しかも小田原厚木道路から東名に入ってくる渋滞がすごい。海老名SA渋滞もものすごかった・・・結局、伊豆から自宅までなんと7時間くらいかかりましたとさ。

帰宅したら夜中の12時。くたくただけど楽しかった~。今回で今年のキャンプは終了かな?今年はダンナの仕事も忙しかったし(いいことだ)、息子も高校生だからテストとかの日程がかみあわなかったので、キャンプが少なかったのが残念。息子が高校卒業して出て行ったら、ドンドン外出するぞ!!