父が亡くなりました。
86歳…幼い頃から身体が弱く、祖母と姉5人妹1人に真綿に包まれるように育てられ、私の記憶がある頃から入退院を繰り返していて、正直「私の成人式まで生きてるかな…❓」と思っていた父、意外にも大往生でした。
いや、よく考えたら86歳まで生きたら弱くはないんじゃない…❓とか家族と話したりして、寂しいけどこうやってにこやかに父のことを話せるのは、父がキチンと寿命を全うしてくれたおかげでしょう。
救急車で搬送されて2時間後に亡くなり、死後の検査でコロナ陽性だったのはびっくりしましたが(直接の死因は大動脈解離)、家族も濃厚接触者なので最後のお別れも出来、ちょうど日勤と夜勤の境目の時間だったので、20数人もの看護士さんたちに見送られて逝くという、さすがこの病院の超常連にふさわしい最後でした。
濃厚接触明けに改めてお葬式も納骨も近くに住む親戚だけで和やかに執り行えました。
困ることといえば、あまりにも入退院が多かったのと、コロナ陽性だったせいで即火葬だったため、寝ずの番とか棺桶に釘を打つとかが出来ず、そのまま1週間隔離生活を送ってしまって葬儀の打ち合わせなどもその後になってしまったので気持ちが落ち着いてしまって、亡くなった実感が家族全員無く、なんだかまだ入院してるんじゃないかなという気がして…
母も、私が納骨を終えるまで実家に犬4匹と滞在するのと、どうせリモートだからと息子まで来てしまったせいで忙しくて悲しむ余裕が無く、お父さんのおかげで賑やかでいいねって💦
というわけでお父さん、がんばって生きてくれたおかげで、みんな和やかにお父さんを思い出せています。お母さんのお友達も続々と駆けつけてくれてるよ。
「今日は別に何も用事がないからゆっくりしようか〜」って雨戸も半分開けずに全員パジャマでダラダラしてたらいきなり「近くまで来てるんだけど家どこだったっけ❓」って電話してくる人が多いのは困ってるけどね❗️
この前後にも楽しいお出かけもたくさんあったので、順次upしていきます。