私の通っている着付け教室と前進座さんは浅からぬお付き合いなので、今日は浅草公会堂での「赤ひげ」千秋楽にお仲間と行ってきました[E:heart01]黒澤映画で有名なこの作品ですが、前進座さんもこの演目を20年以上演っているだけあって素晴らしい舞台でした。
舞台がハネたあとは少し浅草をプラプラして買い物など楽しみ、お腹が空いて死にそうになった頃、役者さんも来てくれて一緒に飲み会。貴重な体験ですね。
女優さんに舞台の感想を聞かれたので、その女優さんの悪役の演技が茶目っ気たっぷりで憎めない事を伝えると、「山本周五郎先生の考え方として、どんな悪役でもその人なりの生活があって、そこに悪意ばかりが存在するわけではない。だから先生のお芝居の悪人は真からの悪人は出てこない」と教えてくれました。
また、次回国立劇場で行われるのは「お染七役」なのですが、私の卒論が鶴屋南北のそれなのでついいろいろ突っ込んで聞いてしまったりと、ホントに楽しかった[E:shine]
国立劇場、絶対行きますよ！
