散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

大統領暗殺

2 別にレディースデイでもないのですが、最近仕事が忙しかったのがひと段落ついたので、何か観たくなりまして、とりあえず上映が終了しそうなのを優先して観ることにしました。「大統領暗殺」です。

しっかし大統領は大変だ。行く先々でデモでののしられ、命を狙われ、ついには死んだことにされてしまいました。ご家族はさぞ気分わるかったでしょう。

1 センセーショナルなあおり文句のCMを観ていたのでもっとハイテンションな映画を想像していましたが、淡々とした仕上がりでした。

まるで本物のドキュメンタリーを見ているよう。なんでR12?と思っていましたが、わかって観てる私もぼーっとしてるとなんだか真実と混同してしまいそうになります。ここらへんですかね。

「大統領が暗殺されたらどうなるか?」昔レーガン元大統領が撃たれた時、なぜか地学の先生に小レポートを書かされました。当時のアメリカの敵はソ連だったので暗殺をソ連の陰謀として戦争を起こすとか、色々みんなで考えましたが、一番多かった意見が「別に何も起こらない。副大統領がリリーフして終わり」・・・どうせ私らシラけた女子高生達です。でも結局犯人はソ連でも民主党でもなんでもなく、ジョディー・フォスターのストーカーが目立ちたいがために起こした事件だったのでした。しかしあれだけSPが守っても、ヘンなヤツひとりに撃たれちゃうってのはどうなの。この映画もまさにそんな「なーんやそれ!」的なオチでした。

ま、そんなオチはどうでもいい。内容も残念ながら途中大体読める。そんなことより冒頭のモスリムの女性が語る内容が興味深い。「だからなんなの?私達はいつも命を危険にさらす生活をしている」と9.11について語るのです。ずっとその女性のことばかり考えていた、ちょっと退屈な映画でした。