新宿「タイムズスクエア」で「魔笛」を観てきました。巨大なスクリーン！大迫力の音声！これでイスが良ければ完璧ですよ、ここの映画館。
いや、モーツァルトもケネス・ブレナーも天才だっ！
映像が上手く取れなかったので、関係ない画像です。バッタがいますよ。
画像ボロボロです。話はオペラなので、破綻してて当然です。オペラに(特にモーツァルトのは)ストーリーを期待してはいかん。歌を堪能するんですよ！いやー、ホントいい曲だ。特に夜の女王のアリア「地獄の怒りに燃えるこの胸」・・・大好き。題名でわかるとおり、娘に父親を殺せとものすごい怒りをもって迫る歌ですが、曲調が明るいのがまた怖い。そしてすごいテク。美味しいものほど太りやすく、毒ほど美味しいものですが、恐ろしい歌詞には明るい曲、平和を願う歌はやや退屈に。いや、恐ろしい才能です。
そして演技の端々にちりばめられた愛嬌のある演出を見ると、ケネスがいかにかわいらしい茶目っ気のある正確かがよくわかります。モーツァルトも遊び心でできているオトコですので、相乗効果っての？クッキーとかケーキとかを食べて五線譜の上にボロボロとタベカスをこぼしながら、鼻歌を歌いつつ作曲してる姿が目に浮かぶようです。
小さい頃にソノシート付の(古っ！)絵本を歌いながら見ていたのを思い出すような、楽しい映画です。今日レディースデイなのに人少なめだったし、みんな、観に行こうよ！
