「フィリップ、君を愛してる!」を川崎109シネマズで観てきました。遠いけど仕方あるまい・・・┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
映画の冒頭「事実に基づく」→「ホントなんだってば」とクレジットが出ますが、全部観るとわかる、信じられない人物の話。まだ信じられない。いや、作り話だったら「アホかいな」で終わりか。
よき市民として敬虔な生活をしていたスティーブン(ジム・キャリー)は事故に遭った際「これからは自分らしく生きる!」と決意、ゲイとして贅沢な暮らしを始めるが資金が尽き詐欺師に転身!収監された刑務所で運命の人フィリップ・モリス(ユアン・マクレガー)と出会う。IQ167の才能を活かし、弁護士を騙り彼を出所させ、ラブラブ生活突入!しかしフィリップに不自由な生活をさせたくないスティーブンはまたもや・・・2人の愛の生活はどうなる?
いやー、参りました。ユアンの乙女っぷりに。カマっぽいとか、くねくねしてるとかそんなんじゃない、ああ私たちも恋してるときこんな風に目がキラキラしたりウルウルしたりするんだなあ・・・この人私らの仲間だ・・・としみじみ感じる芸達者。この演技力があってこそ、この映画をピュアな愛の物語として観る事ができるのです。
ジム・キャリーもあまりのカメレオンぶりにちょっと引いてたところがあったし、悪いけど顔が生きてるアメリカン・コミックみたいでなじみにくかったんですが、すみませんでしたヾ(_ _*)ハンセイ・・・ものすごいなりきり方で、映画の中に引きずり込まれて笑ったり泣いたりジーンとしたりあきれたりと、いい経験させてもらいました。
超オススメです。ゲイの映画に抵抗ある人、大丈夫。でもシモネタとか超嫌いな人は遠慮してね。