2日目はまず鞆の浦を観光してからライブに向かいます。
明日はダンナはどうしても出なきゃいけない会議があって、リモートですが帰宅しなければいけません。なので2日目は尾道を観光して明日は朝イチで新幹線で帰り、私は鞆の浦を観光して帰るというスケジュールでした。
しかし尾道はしまなみ街道を観光する際に必ず立ち寄るので、尾道はその時に回すことにして、今日は一緒に鞆の浦に行ってみようという算段です。
そしてやはりというかなんというかバスの中がカラフルになってしまっています(;^_^A
ここは鞆の浦の観光情報センター。ここのスタッフの方がすごく頑張ってくださっていて、ももクロのグッズも充実していました。
観光地図が聖地巡礼マップになってます。
気持ちいい~
鞆の浦の豪商大阪屋が建てた仙酔島を望む楼門で、招かれた頼山陽が「対仙酔楼」と名付けたそうです。
こういうのがあるとわかりやすくていいな。
れにちゃんが訪れたたい焼き屋さん
せっかくなので食べてみます
ほかほかで柔らかくて美味しい~
仙酔島に向かう渡し船乗り場。出発したのを見たらカラフルなモノノフでいっぱいになってて、「千と千尋の神隠し」の神様が乗ってくる船を思い出しましたw
大伴旅人が太宰府から任を終えて帰京する際に鞆の浦で読んだ歌。
「吾が妹子が見し 鞆の浦のむろの木は 常世にあれど見し人はなき」
我妻が見ていた鞆の浦のネズの木はしっかりと生きているのに、一緒に見上げた妻はもういないんだ…( ノД`)シクシク…
あんなところに春一ののぼりが
ステキな小道を通って
小高い丘の上に福禅寺對潮楼。
正式には海岸山(かいがんざん)千手院福禅寺です。
由緒あるお寺に春一ののぼりが
なんかすいません
クリーチャー味がある
海が一望なのですよ
真剣にガイドさんの話を聴くモノノフの皆さん
元禄年間に建てられた客殿は、朝鮮通信使に「日東第一形勝」とたたえられたそうです。
聖地決定
下駄箱がカラフルなのが面白かった
ステキな小道を下ると
中が見られます。江戸末期の商家だそう。
どこ通っても絵になる
バス停にある案内板。日本遺産ってあるんだなあ。
この茶色の石はコッツウォルズを思い出す。
オシャレなのれん
春の一大事限定セットw
ここは先ほどの大伴旅人や朝鮮通信使の件でもわかるとおり、歴史のある港です。ここは三条実美が都落ちをした際立ち寄った旧保命酒屋。
いろは丸展示館。ざっくり言うと伊予藩から軍事物資を運ぶのに土佐藩が借り受けていた船いろは丸を海援隊が運航していたところ、紀州藩の明光丸と衝突し、曳航中鞆の浦で沈没しました。衝突回避の際に同じ方向に舵をきってはいけませんし、いろは丸のほうが小さいので回避義務があるのは昔からなんだそうです(要するに横切った)。
坂本龍馬は先ほどの對潮楼で4日間滞在して折衝したそうですが、よく賠償金払ってもらえたね。
いい具合に光線がはいりました。
江戸時代の常夜灯、雁木(階段みたいなの)、波止場、焚場跡、船番所跡が現存しているのは全国でここ鞆の浦だけなのだそうです。貴重なものを見たなあ。
保命酒屋さん。しつらえがすごく素敵。上品な奥様が色々説明してくれました。
ここの奥様も上品な方で、丁寧に帆布の説明をしてくださいました。
…バッグ買っちゃった…
旅館跡だろうか、レトロな建物。
象がいるよ
猫がとおりかかりました
ステキなギャラリーやカフェがいっぱいありそうなのに寄れないのが残念
坂道をえっちらおっちらのぼって医王寺です。
わー☆いい眺め~
正式には桃林山慈眼院医王寺。
ツツジがいい感じに咲いています。
ここから15分ほど登った先に太子殿があり、もっと眺望がいいしシーボルトがこの小道を登って植物や昆虫を採取したらしいのですが根性と時間と体力が足りません。
休憩中のおっちゃん
貴重な自然の港。
この船なにかしら
すごいダイナミックな寄せ植え
来た時とは違うルートで帰ります
途中にあった祠。「源内が自分の生前中に神としてまつるように言い残したので」
え~❓ホント❓「俺って神~」ていうノリじゃなくて❓
保命酒はもともとは大阪の漢方医中村吉兵衛が考案した生薬を含んだ薬用酒で、一子相伝で製造され、福山藩の保護もあり中村氏は豪商となりましたが、明治時代に藩の後ろ盾をなくしたうえ貸付金が焦げ付き、ライバル会社も林立して勢いをなくし、廃業。
朝鮮通信使も食前酒として飲んだし、頼山陽も漢詩を作り、全国に高級酒として知れ渡ったのですが、現在飲める保命酒は中村家によるものではなく、4社が作っているそうです。
昔日の面影のある店舗。ここは岡本家が製造する保命酒屋。
いろは丸談判の場所。今はカフェになっていて、モノノフさんでいっぱいでした。みんな坂本龍馬が好きで味方だからすごいな~って終わるけど、どういう議論の方法だったのか気になります。
どうやらモノノフさんたちは鞆の浦からバスでローズスタジアムに直接向かうらしく、途中のバス停でドバっと降りていきました。私らは着換えがあるので一度福山のホテルに帰ります。
ダンナが目星をつけておいたうどん屋さんで昼食…って定休日やないかーい!というわけで第二候補のラーメン屋さんの鶏めしラーメンさん-いちさんへ。
鶏チャーシューがしっとりして美味しいし、見た目黒いけどしょっぱくない。
時間が13時過ぎと遅いので客は私たちだけでしたが、常連さんらしい人が来て春一の話に。福山の人口めっちゃ昨日今日で増えてるよね~とか、昨日〇〇(ラーメン屋さん)で札止め出たんだってね、最後のお客さんに準備中の札持たせたんだってねえ、なんていう話をしていて、昨日の飲食店は大変だったらしいです。なんかすみません…私らもカラフルな服着てないけどモノノフなんです…ご迷惑をおかけしております。
ダンナがどうしたことか開演時間を間違え、ギリッギリに席に座る羽目になりましたが間に合ってよかった(;^_^A
今日のセトリは、
overture
1.WE ARE BORN
2.行く春来る春
3.走れ!
4.CONTRADICTION
5.カントリーローズ-時の旅人-
6.笑一笑~シャオイーシャオ~
7.MOON PRIDE
8.月色Chainon
9.marjoram therapy
福山市立水吞小学校小学生による合唱
「虹」森山直太朗 「空も飛べるはず」スピッツ
→小学生が一生懸命歌ってる間、これまた一生懸命にライトを振ってる
モノノフ魂が好き。
10.オレンジノートwith小学生
11.Chai Maxx
12.ロマンチックこんがらがってる
13.勝手に君に
14.行くぜっ!怪盗少女
15.クローバーとダイヤモンド
16.仮想ディストピア
17.L.O.V.E
18.HERO
encore
19.いちごいちえ
20.白金の夜明け
21.また逢う日まで
今日は地元の方のためのお試し席が結構混んでいてありがたいことです。私たちは両日スタンド席でしたが、続々と帰りのシャトルバスが集結するのが見えました。本当にお世話になりました。おかげさまで観光も楽しかったし、ライブも楽しめて最高の2日間を過ごせましたm(_ _)m
今日は日曜日なので、居酒屋は軒並みお休み。ちょっと流浪の民になっちゃったけど、泊ってるホテルの和食店で食べることにしました。その名も「鞆の浦」。
前菜3種盛。真ん中の黒いのはホタルイカの沖漬け。ごはん欲しくなっちゃう。
お造り。やっぱ福山は鯛だよね。
鯛しゃぶ。出汁でしゃぶしゃぶするんですが、しゃぶしゃぐらいのタイミングがよかったです。
揚げ物。サクサクで美味しかったんですが、このあたりからやはり流浪の民になっていたと思われるモノノフさんがどっと入店。日曜の夜だというのにほぼ満員になってしまい、お店が軽くパニックに。お料理がでてこなくなっちゃったの。なんかすみません。
具だくさんの茶わん蒸し。ちっちゃいお餅とか入ってて楽しい。
じゃこめし。ちりめん山椒みたいな感じでいいシメでした。
デザートあまおうのシャーベット、オレンジ、レモンロールケーキ。びっくりするほど甘いオレンジ!
昨日はライブ中から急に冷たい風が吹きすさび、みんなでブルブルしていましたが、今夜はせっかく防寒対策して行ったのに生ぬるい夜なのです。腹ごなしにライトアップしてくれているという福山城へ。
こんなに駅近のお城って珍しくない?しかも白壁にももクロの4色が映えてとってもきれい。手前に4色のイスもおいてくれています。
春一はその町挙げての大イベントではありますが、今回の福山は今までで一番地域ぐるみで推してくれたのではないでしょうか。どこに行っても温かく迎えていただきありがとうございました。
明けて3日目、ホテルの朝食でメニューにあった「うずみ」。ごはんの下にお漬物やらいろいろ埋まってる出汁茶漬けです。優しい味~
でもここのフレンチトーストが美味しくて、デザートに食べちゃったもんね。福山ニューキャッスルホテル、いいホテルだったなあ。
春一面白かったなあ!来年が楽しみ…だけど募集告知がなかったのが少し心配。最近告知が遅いので大丈夫だよね?