散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

カサノバ 最後の恋

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アップリンク吉祥寺で「カサノバ 最後の恋」を観てきました。お盆休みも終わって人出もグッと少なくなり、ここらでちょっとこってりしたのが観たかったので。そしたら朝9:50〜の回はなんと私ひとり∑(゚Д゚)反密ですぞ‼️

gaga.ne.jp

やおいという言葉は今で言うBLを指す意味で使われてきましたが、元々はマンガを描く際のタブー「山なしオチなし意味なし」の意でした。まさにこの映画、やおいです。老境に差しかかったカサノバが若い娼婦にいいように遊ばれて結局最後まで行けませんでしたっていうだけのお話です。

何か食べてるかお尻を出しているかの画像がひたすら続く中、衝撃的だったのはリアル野グ○のシーン😱カサノバのいたイタリアやパリとは文化が違うと言いたかったらしいんですが…音やめて‼️
色好みのモテ男が本気になった相手に冷たくされる苦悩、というほどの表現も無く。「お互いが本気になった故の、恋のテクニックを忘れてしまうほどの恋」とも感じられず、おっさんがぺしょーんと落ち込んでるだけに見えてしまったのは何故か。

昔、この原作でアラン・ドロンカサノバを演じたらしいです。だったらこの若い娼婦に対してヤキモキしたり嫉妬したりして感情を動かされるでしょうね。今作のカサノバもすばらしい俳優さんらしいのですが、私の心を瞬時に鷲掴みにするほどの魅力は無かったのです…カサノバじゃないじゃん。

とりあえずドレスや食器はステキだわ、あら、この公園この間の「若草物語」で見たわね、などと誰もいないのをいい事に足首をグルグル回しながら流し見して帰りました。貸し切りには理由があったというオチだけはつきましたな。_| ̄|○