散歩好き

井の頭公園で犬とまったり。

スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け

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TOHOシネマズ日比谷で「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。ひどい邦題だなあ〜

 

スターウォーズの第一作目となる「スターウォーズ新たなる希望」は私が初めて子供だけで観た映画です。今思えば中学生の時に弟とワンセットで母に映画館に連れて行かれて、観てる間に母はゆっくりお買い物という算段だったらしい。 あといつも映画に連れて行ってくれた父はあんまりSFは興味なかったからかな。帰りに弟が欲しいというのでダースベイダーのボールペンを買いました。

あれからウン10年(ひょえー)❗️ついに一応完結を見たSWですが、よくもあんなにとっ散らかった状態からなんとかまとめたもんだとびっくりしております。

それにしてもルークあんたさあ、前作でライトセイバー後ろ手にポイってしたよね❓

 


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なーにが「おろそかに扱うでない」だよ^_^;

相変わらず「アレをするためにコレをしてくれるナニナニという人を探す」的なまだるっこしさはありますし、「ジェダイって結局ゴタクたれるけど何にもしねえな❗️」みたいなイラッと感は拭えないにしても、まあこうやって色々文句言ったりケチつけたりを観た人同士で言い合うのが面白い作品だと。もう聖書みたいなノリで、解釈の仕方によってはどうとでも取れるんですよね。

チューバッカが死んだ‼️とかC3POが初期化される‼️とか危機的状況でも「またどうにかなるんでしょ」としか思えないヌルい演出にもびっくり。そしてやっぱりどうにかなってまたびっくり。だったらわざとらしい盛り上げ方しなきゃいいのにさ。

そしてここはどうしても我慢できない点なのですが、私はエピソード7、8と観てどうしてもレイに人間的な魅力を感じることが出来ないのです。本当に生きてる人って気がしない、伝説上の人みたいな。ここんとこが製作側が作為的にそうしてるのであれば、申し訳ないことですけれど…これって大昔クリストファー・リーブスの「スーパーマン」を観た時にいい意味で思ってたのと違う、人間臭い完璧じゃないところにグッと来た原体験の逆な気分です。かわいくて一生懸命だけどね。いつも眉間にシワよってるけど。

その分はアダム・ドライバー演ずるカイロ・レンが中2病を炸裂させて楽しませてくれるんで。しっかしあのキスはビックリしたなあ…あんた達のどこに愛を育むシーンがあったっけ❓命の危機に感じる愛情の高まりは錯覚ですよ。

というわけで散々文句言いましたが、正直オープニングの

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この画面とともに「ンパーンパカパーンパカパーン♬」というテーマが流れた時の胸の高鳴りは本物だし、エンドロールで大音響で聴く「ダースベイダーのテーマ」に「このテーマを映画館で聴くのは最後なのかな…」とジーンときたり、あっXウィング❗️水草着いたまま飛ぶの❓とか、イウォークだ‼️お久しぶり‼️とかいかにも総決算っぽい懐かしい面々との再会に嬉しくなっちゃったり、あー私ってオールドファンってやつなんだなあと。

映画人生のほとんどに渡って関わってきた作品の今度こその大団円を観られたということでまずは満足しましょう。

…でもさ、もうひとつだけ言わせていただくと、ルークとレイアのライトサーベル埋めるの、あそこでよかったのかな。レイアあの土地に関係ないよね…❓そいで「スカイウォーカーの夜明け」なのに夕日でよかったのかな。物語が二重の太陽とともに始まったから、終焉は沈む夕日でよかったのかな。悩む。