見逃しだの出遅れただの大きなスクリーンじゃなきゃイヤだのって見なきゃいけない映画が押せ押せで、ものすごく楽しみにしていたのについ後回しになってた「ダウントン・アビー」ですが、なんと今週末からだんだん上映館が少なくなるというので慌ててTOHOシネマズ新宿に観に行ってきました。
レディースデイだしたぶん私と同じで慌てて来た人が多かったらしくほぼ満席。アカデミー賞狙いの映画はこの時期からドッと封切りなのでスクリーンのイス取り競争が激しいとはいえ、この人気もったいないですなあ。
しかし貴族の館に王様が来るってだけでこんなに面白いのって、この作品くらいのものですよ。ドタバタ、サスペンス、ブラックユーモア、失笑、スリル、感動の全てを詰め込んだダウントン・アビーの集大成を観なきゃ損‼️
いやあ、皆様お久しぶりです。ドラマが終わっちゃった時は悲しかった…(；ω；)あれから時が流れてボブカットの人が増えました。ドレスも見どころのひとつです。見ているだけで楽しく、それぞれの個性に合わせたデザインがすばらしく、そのドレスを着こなすキャストの皆さんもすごい。ドレスに着られちゃあ始まんないよね。先日の即位礼正殿の儀でも見ることが出来たカーテシーも皆さんバッチリ優雅でドキッとしました。膝に手を付くのね。
そしてなんといってもいつも通りのベタなメロドラマぶりったらもう堪らん(*´Д｀*)特に今回はバローさんの一件がもう同人誌かっ‼️てな展開で、孤独と秘密を抱えて生きてたバローさんに光が見えてよかったよかった(；▽；)スターウォーズもそうだったけどこちらだって集大成ですから、大団円に持っていかないとね。
老兵は死なず、ただ消え去るのみ。一家の元締め・前伯爵夫人バイオレットはアメリカからきた嫁コーラではなく、気高く誰よりもここダウントンを愛する生え抜きメアリーに次代を託し、近い将来人生の舞台から消えてゆくと宣言しました。
最近父方の伯母が全員鬼籍に入り代替わりを実感している本家の長女である私は、規模は小さく庶民でも、一家に君臨していた祖母や伯母達の生き生きと人生を謳歌する様、本家に生まれたのが女(私)であった時のちょっとしたガッカリエピソードや長男(弟)の誕生の大騒ぎ(なんでこの顛末を私に話すかなあ)を思い出すにつけ、ダウントンアビーは私達みんなの物語なのだと実感しています。
