さて今回の旅のメインイベント、ホビット村に行きます。ウキウキ💕
ここはホビット村のあるマタマタという街のインフォメーションですが、もうこんな感じで気分アゲアゲです。
インフォメーションセンターにあるゴラム。なんかウチのチョコにそっくり…
もともとホビット村は牧場でした。
ホビット村のロケ地の候補地を探すため、Google マップも無いですしヘリコプターを使ってニュージーランド中を何人ものスタッフが探しに探してようやく見つけたのがマタマタのアレキサンダーさんの牧場でした。
条件としては①池があって②パーティーツリーがあって③小高い丘に囲まれていること。
ホビット村の入り口にあるショップ。もうちょっとがんばって商品開発すればいいのになあ。
アレクサンダーさんの牧場はロケ地に決まりましたが、重い機材を車で運ぶのに土にタイヤがめりこんでしまうので舗装道路が必要となりました。が、膨大な費用がかかってしまう。ピーター・ジャクソン監督が首相にかけあったところ、国庫からお金は出せないけれど陸軍を出しましょうということに。
続々と牧場に入ってくる軍の車両。近所の人は一体何が始まったのかと訝しみアレクサンダーさんに尋ねますが、契約で何が行われているかは一切口にしてはならないので「抽選で当たっちゃって、軍隊が道路を作る練習をする土地に選ばれてしまった」と苦し紛れに言ったんですって。
LOTR三部作が公開され、契約どおり現場復帰するべく大半のホビットの家は壊されましたが、地形の都合上どうしても壊せない所があったのでそのままにしておきました。そのうち「ホビットの家が見たい」という人が現れたので、会計士をやっていた三男が会社を立ち上げ、たった4人をバンで案内したのがホビット村の最初だということです。
細々とやっていたホビット村ですが、大チャンス到来。続編であるホビットの冒険の撮影で再びここにホビット村を作ることになったのです。
ホビット村のプランを監督に打診すると監督も大いに乗り気になり、共同で設立に向けて動き出しました。もともとは壊しやすい素材でできていた家を今度はしっかり造作して現在に至ります。
凝り性の監督、こんな小道にもストーリーを感じます。
ガイドツアーの時間があるので、それまでにちょっと早いですがお昼を済ませておきます。
一番乗りなので誰もいない。ビュッフェなのでゆっくりと食べられます。結構色々な種類があって出来立てです。
煮込み美味しい❗️
ごはんが終わったらいよいよガイドツアーが始まります。
私たちのグループのガイドさんはなぜかカナダ出身の女性。なんだか鬼軍曹のようなくちぶりです😅「OK,my guys‼️」
ビルボが「ホビットの冒険」でダダーッと走って仲間のところまで走ったシーンの場所。
どこにいても映画の中にいるよう。
ホビットの家が見えてきました。
おおおー
お花きれい🌸
今日のガイドさんが言うには、別にLOTR観たことないけどコースに入ってるから来た的なお客さんが結構いる中、私ら夫婦ともう2人のお姉さんのうちひとりがかなりテンション上がっててガイドとして嬉しいと言ってましたが、そのガイドさんがそもそもLOTRのファンではないのがちょっと残念だよ😅それでもちゃんと映画を観て知識を披露してくれたのでまあまあ満足しています。お姉さんとキャーキャー盛り上がったしね。
花に埋もれる家
ここはあのいつもカボチャを持ってる目つきの悪いおじさんの家かな❓
立て札もそのまま
ビルボのお家が見えてきました。
ポストを見るとこの家の生業がわかります。魚が描いてあるので,
魚屋さんです。よーく見ると魚の燻製が吊るしてあります。
ランチの支度がしてあるお家。
注意書きも浮かないように字体を揃えています。
ステンシルのかわいいポスト。
何屋さんかわからないけどかわいいなあ。
さて、ここでひとつ間違い探し。なーんだ❓答は、プラスチックのじょうろ。たぶん庭師の人の忘れ物です。
これは蜂の巣のポストかな❓
養蜂業者のお家でした。
お家の前にかわいい商品が。すごいリアル。
草からのぞく煙突。実際に煙の出ている煙突もありました。
斧も薪もホビットサイズで小さい。
ここの数件は親戚が固まって暮らしているという設定。
実際に使える井戸
パン屋さんのお家。テーブルにパンと、小麦粉が積んであります。
本当にこの村があってホビットが住んでいるような気分。この方向から見える夕日を見ながらビルボとガンダルフが話すシーンがあるのですが、実際はこちらは東。なので夜明けを撮って逆回しにしたところ、なんと公開後鳥が後ろ向きに飛んでいたんだって。
細かい細工物を作る家かな❓筆とか巣箱の作りかけがテーブルに。
ここからビルボが飛び出して行きました。
リアルな洗濯物。
「パーティーの用事以外の人お断り」といえば‼️そしてこの樽のポストと言えば‼️
ビルボ・バギンズとフロドの家‼️感動‼️あのベンチに座ってビルボとガンダルフがお話しました。
サムがフロドとガンダルフの会話を立ち聞きしていた窓。なんとこの上の木は作り物です。すごいリアル。
蜂のマークのポストなので、ここも蜂蜜屋さんかな。それにしても素晴らしいガーデニング。家帰ったらがんばんなきゃ。
変な形の木だけどこれはホンモノ
こういう小道も安易に作らず、スタッフに何回も通らせて跡をつけたそうです。
パーティーツリー。樹齢は100年くらいだそうです。ここで行われたビルボの誕生パーティーの撮影ではスタッフの家族がエキストラとして出演しましたが、子供たちを飽きさせないため本当のお菓子食べ放題で頑張らせたそうです。ガイドさん曰く「シュガーハイ」。
メイポール。ポールに可愛らしい絵が。
そしてこの二件長屋の右側の黄色いドアの家が
サムの家です。サムは庭師なので門のところに苗が置いてあります。
そして子供がいるので洗濯物も子供のものがあります。
契約があるので映画公開後もずっと黙っていたアレキサンダーさんですが、あの山が映ったのでご近所がピーンときたそうです。
緑に埋もれたビルボとフロドの家。
帰りたくないけど、ちょっと遅れると鬼軍曹が「Hurry up,guys❗️」って言うのよ。
左に行くとグリーンドラゴン。
こういうところにシダがあるのがニュージーランド。
黒鳥がいる。今回同じオプショナルツアーだった若いお姉さんは黒鳥を知らなかった。
いっぱいお酒が入っていそう。
水車小屋。
ステキな石橋を渡るとグリーンドラゴンです。
酒場グリーンドラゴンはLOTRではセットでしたが、ホビットでここに建てられました。
宿泊プランだとここで晩ごはんをいただけるそうなんだけど。
ガイドツアーに参加した人はここで飲み物が一杯サービスされます。ジンジャービールとか。わたしはアップルタイザーをいただきました。
小物もいい感じ。
ちょっとボケちゃったけど、本物の暖炉に火が入っています。
このちょっと暗い感じがいいです。
おしゃれなカウンター。ロージーがいるかな❓
訪れた人が椅子を引いたり歩いたりする音でなごむ。
このマグもぽってりとしていい焼き物です。ちょっとかけてるけどそれもまたいい味。
桟橋に釣り道具が置いてあってダンナが食いつく。桶に魚がはいっています。
細かいところまで妥協なし
ただの売店でも気を抜かない。ついでに言うと、トイレも世界観に馴染む造りでした。
帰りはあまりの興奮しすぎでアドレナリン切れで爆睡して帰りました。あっという間ね😅
晩ごはんはこのお店、トニーズロードネルソンで。
「この町で1番美味しいステーキの店」と看板に書いてあるので期待できそう。
ステキな待合。
アンティークなしつらい。
ダンナのペッパーステーキ。少し交換したらものすごく柔らかくてジューシーで、炭の匂いがするの。それにこのマスタードソースがさっぱりして最高に美味しい。
私のラムチョップ。今まで生きてきた中で一番美味しいラム‼️これを食べるためにまたオークランドに来たいくらい‼️
もりもり食べて明日に備えます。あーあ、明日で観光終わってあとは帰るだけかあ。
6日目に続く❗️